内田ロスとアモーレ長友、サッカー日本代表史上最強のサイドバック

コラム

長友佑都(ながとも ゆうと) 1986年9月12日(34才)

「僕のアモーレですね、イタリア語で愛する人という意味です。」

サッカー日本代表の長友佑都の有名な発言です。
本人の好感度の良さも手伝って、なぜか、ユーモア溢れるフレーズとして、世間に伝わりました。

改めて、活字にしてみると、インタビューで恋人を紹介するのに、これほどカッコイイ言葉はありません。女性だったら、体験してみたいシチュエーションです。現役の日本代表のサッカー選手がこの発言で、恋仲を公言。映画やドラマの世界です。

その長友選手ですが、フランスの名門マルセイユへの移籍が決定しました!
おめでとうございます!

インテル(イタリア)、ガラタサライ(トルコ)、マルセイユ(フランス)と欧州でも国を代表するような名門チームを渡り歩いています。海外で驚かれるのは、これほどの経歴を持ちながら、大学を卒業している点です。そもそも海外では、大卒のプロ選手というのは、珍しいです。

日本の大学サッカーは、地域格差もあって、改善すべき部分もありますが、それを差し引いても、日本の大きな財産です。高校サッカーと共に、才能の取りこぼしを防ぐ、大きな役割を果たしています。

内田篤人(うちだ あつと) 現役引退

現役引退、お疲れ様です。世間一般の(主に女性の方々の)内田ロスとは、異なるのですが、サッカーファンとしては、内田ロスです。

甘いポエムでも書けばよいのでしょうが、さすがに書けないです。
(笑いを優先できないほどのショックです、これも一種の内田ロスでしょう。)

内田選手は、32才で引退となりました。

サッカー選手として、30代はベテランの域ですが、それでも悔しさは残ります。内田選手引退の原因は明らかに怪我です。ドイツ時代に在籍していたシャルケは、欧州のチャンピオンズリーグでも好成績を残していました。当時の内田選手は、レギュラーであるばかりか、サイドバックとしては珍しく、チーム内で試合のパス数が1位になるなど、大きな活躍をしていました。もし怪我が無ければ、もう1つ上のビッククラブを狙えるほどの逸材でした。素直に寂しくなります。

ファンとして、想い出に残るシーンをあげます。

筆者の中では、Jリーグの初ゴールの場面です。筆者は地元クラブのヴァンフォーレ甲府のサポーターです。そして、あろうことか!内田選手の初ゴールの相手は、甲府でした。

見事なゴールでした。
とんでもない選手が出て来たな!という記憶が残っていて、
思わず、ネットで動画を探してしまいましたが、改めて見ても強烈ですね。
正直、高卒ルーキーの動きじゃないです。

相手陣内の奥深くで、見事なスライディングでボールを奪取。すぐさま立ち上がると、即座にペナルティエリア内に侵入。次のDFを、また抜きでドリブル突破。そして、シュート!シュートは、詰めてきたDFのまたを抜き、さらに、キーパーのまたを抜くという、スーパーシュート!

ドリブル含めたら、また抜き3連発です!エロい、エロすぎる!
あ、思わず、笑いを取りに(笑)。すみません。
が、このプレーはセクシー過ぎます。
奥さん知ってます?高卒ルーキーで17才のプレーですよ。
この年代で「キャー、すてき、抱いて!」のレベルのプレー精度です。

初ゴールのインタビュー動画ですが、ゴールシーンもあります。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm13515531
インタビューの受け答えが、ほのぼのしてますね。ほっこりします。
(ネットでテキトーに検索した動画なので、切れていたらごめんなさい)

ちなみに、このルーキー時代のインタビューを見た直後に、引退インタビューを見ると泣きます。怪我さえなければ、まだ日本に戻っていない選手です。