【プロを目指す】ユースと高校サッカーの違い、最終的には個人の資質

コラム

まず何が違うのかを知ろう!

ユースと高校サッカーの最大の違いは、設立動機です。

「何をあたり前のことを」と思ってしまうかも知れませんが、設立動機が違うからこそ、全ての差異が生じます。

まず、ユースの設立動機です。ユースはプロクラブの下部組織です。所属する選手は、プロ予備軍にあたります。一方、高校サッカーですが、学校のクラブ活動になります。

お互いのサッカーの質について語る前に、そもそもの話をします。所属している組織が異なるので、その差異は如実に現われます。基本的に、高校サッカーの方が縛りがキツくなります。学校の部活動の範囲から、大きく逸脱することはできません。ピンポイントで指摘するなら『お金を稼ぐ』という趣旨が抜け落ちている、と思ってください。学校教育の一環としてのクラブ活動ですから、あたり前といえば、あたり前の話です。

ところがユースは違います。正確には、Jリーグに参加する各クラブは、興行試合を開催して、お金を稼ぐことが目的です。収入がなければ運営が成り立ちません。観客を動員して入場料収入を得る、スポンサーを集めて広告収入を得る。お金を稼ぐことがあたり前の話で、むしろお金を稼げないサッカー選手は求められていません。

ユースは育成年代ですから、色々と教育的な指導もします。が、建前はともかく、本音だけなら、サッカー選手としてトップチームに昇格したときに、効率よくお金を稼ぎだしてくれるか、どうかが重要です。大袈裟にいえば、ユースに所属している選手は、トップチームにとって収支がプラスになるか、どうかのみで選別されます。

例えば、トップチームで補強したいポジションがあったとします。他クラブから取ってくる選手と比較して、年俸が安くて実力が上なら、明らかにプラスです。すぐさま、昇格するでしょう。実際はプロ選手に混じれば、ユースの選手のが実力が低い方が普通ですから、まずありません。ですが、もし自クラブに在籍する、サブメンバーの選手とほぼ同等の実力ならば、年俸を抑えられるのですから、プラスになります。

ここまで目先だけの話をしてきましたが、トップチームのサブメンバーは、コストがかかります。数年後を見据えて、ここのコストを代替できるならば、プラスと判断されます。実際は、ここまで単純ではないのですが、商業的な価値が、実力とされる世界です。個人でスポンサーを引っ張ってこれる選手、個人で観客を増やせる選手であれば、当然、上乗せして評価されます。年齢の若さ、いわゆる将来性も、もちろん価値に換算されます。

ユースと高校サッカーでは、根底に流れる理念が違います。

プロのサッカー選手を目指すなら

高校サッカーよりも、ユース出身の方が有利です。もっと言ってしまえば、1つ下の年代であるジュニアユースの段階で所属しておくの方が望ましいです。理由ですが、まずJリーグで採用されているホームグロウン制度があります。ひらたく言えば、下部組織出身の選手をトップチームのメンバーに加える必要があります。(守らなければペナルティがあります。)

元々、ホームグロウン制度とは、自クラブのユース出身者を優遇する制度ではありません。諸外国の話はおいておくとして、Jリーグに関していえば「下部組織であるユースを軽視してはいけません。」「ユースの運営にも、しっかり力を入れましょう!」という制度です。

プロクラブでは、構造的にトップチームが収益のほとんどを稼ぎます。そして、育成年代はコスト比が悪いです。育成にお金をかけるよりも、よそから即戦力を取る方が、費用がかかりません。ユースに関していえば、大半の選手はトップチームに昇格できないにもかかわらず、スカウトを雇い、コーチ陣を雇い、練習環境の整備や、遠征試合の運営まで気を配らなければなりません。不採算部門とまでは言いませんが、軽視されやすい側面はあります。

ですが、日本のサッカーを発展させるには、育成年代に力を入れるのは必須です。Jリーグではクラブライセンスを発行するにあたり、ユースの設置を義務付けています。そして、育成年代に対して、より資本を投下する施策として、2019年シーズンからホームグロウン制度を正式に採用しました。自クラブのユース出身者を、トップチーム加えなければペナルティが発生するルールです。

この制度により、最低限、自クラブのトップチームに加わるだけの実力を持った選手を育てる必要があります。スカウト活動も活発化しますし、人材育成にも今まで以上に力を入れることになるでしょう。

翻って、選手側の視点になります。ユース出身者と高校サッカー出身者です。

良い悪いは別として、もし、採用枠が1名のとき、似たような実力の選手であれば自クラブのユース出身者を優先させます。ホームグロウン制度の枠内の選手ですから当然です。また、現行制度では、Aクラブのジュニアユースに所属したものの、ユースへ昇格できず、別のBクラブのユースのセレクションに合格した場合、AクラブとBクラブの両方で、ホームグロウン制度の対象選手になります。(もちろん、在籍年数等の規定を満たしている場合に限ります。)

今後、ホームグロウン制度の枠は拡大すると予想されています。もちろん、選手個人の実力が最優先ではあるのですが、もし、似たような実力であれば、ホームグロウン枠の選手が有利です。

結論を述べると、ジュニアユース・ユースについては、狭き門ですが、入れるようなら入ったほうが良いです。そして、これらの下部組織では、サッカーが上手い枠とは別に、身体能力を重視した採用枠があることを知っておきましょう。圧倒的に足が速い、飛び抜けて背が高い、などです。特殊な採用枠は人数としては少ないのですが、ズバ抜けた特徴を持っていれば、セレクションをすり抜ける可能性があります。もちろん、ユースに合格したからと言って、プロ選手に昇格できるかは別です。

また、ユースのセレクションに落ちたからといって、プロのサッカー選手をあきらめる必要はまったくありません。

あきらめたら、そこで試合終了ですよ

「安西先生!バスケがしたいです。」

「いや、俺はサッカー部の顧問だから。安西先生違いだから。」

「「・・・。」」

あきらめたら、そこで試合終了ですよ【本編】

プロになりたい!でも、ユースのセレクションに合格しなかった場合です。まず最初にはっきりと断言します。プロのサッカー選手をあきらめる必要はまったくありません。というより、むしろあきらめてはいけません。

ユース以外の進路となると、海外か国内に留まるのか、のどちらかです。プロの世界、とりわけ海外では選手自身に商業価値が必要になります。プロ選手としての値段です。まだ育成年代でプロ未経験ですから、当然0円になります。せめて年代別の代表であれば違うのですが(年代別の日本代表の肩書で0円では無くなるのですが)、そのような選手なら、始めからユースのセレクションに合格しています。

育成年代の海外となると、受け入れ先の信用面や金銭面の負担もあるので、このコラムでは、ひとまず置いておきます。

現実的には、大半の選手は、高校サッカーへ進むことになります。ですが、それは決して悪い選択肢ではありません。幸いなことに、日本の高校サッカーの質は非常に高いです。世界中の国々の中でも、これほどの規模と質を両立させている国は、見当たらないほどです。特筆したいのは、プロへの道がまったく閉ざされていません。(プロを目指す上で、これほど大事なことはありません。)

この件に関しては、素直に、日本はすごい!と褒めましょう。これらの賞賛は今まで高校サッカーに関わったきた方々に贈られるべきです。

面白い事実があります。歴代の日本代表選手についてです。時代を経るごとにユース出身者が増えています。スカウト網が整備された結果、または、ユース育成の質が向上してきたことを示すのですが、合否の判断するのが人間である以上、才能の見逃しがゼロになることはありません。

そもそも、育成年代で将来の選手の成長を予測するのは、無理があります。具体例としてあげるのは忍びないのですが、日本代表の中心選手であった中村俊輔、本田圭佑といった選手ですら、ユースに昇格していません。

それだけ、見極めが難しいとも言えます。裏を返せば、育成年代は、選手が急激に伸びる可能性があります。いわゆる、突然化ける年代です。(急に化けるというよりも、隠れていた才能が表面に出てきたと表現すべきかも知れません。)

これから、高校サッカーへ進む方へ、事実を指摘します。

最終的には個人の資質です。中村俊輔、本田圭佑といった、日本代表の中心選手ですら、ジュニアユースからユースに昇格しておらず、高校サッカーを経由してプロになっています。たまたまユースに合格しなかったからと言って、あきらめる必要は微塵もありません。

高校サッカーの進学先でおすすめは?

プロのサッカー選手を目指すのであれば、プロのスカウトの目に留まることです。チーム関係者の目に留まるという意味では、日頃、ユースと公式戦をしている学校は、有力候補になると思います。

また、いくら個人の資質が大事といっても、サッカーはチームスポーツですから、ある程度、勝てるチームにいないと、スカウト網に引っかかり難くなります。チームが勝ち上がりやすいという意味では、周辺地域で1強になっていれば有利です。

あとは、関係者とのパイプや、コネも重視したいところです。外部からは見えづらい部分ではあるのですが、プロになっているOBの人数は、比較的わかりやすい目安です。あとは、特定のJリーグクラブと提携している学校などもあります。

正直に言うと、おすすめの進学先は提案できません。正確には、どこに行っても必ず賭けになります

あなたがもし、年代別の日本代表でも主軸であれば、全国屈指の強豪高校でも、おそらくスタメンを確保できるでしょう。しかし、大半の方々は、高校三年間で勝負するという形になると思います。事実だけを指摘するなら、1軍のスタメンにならないと、スタートラインに立てない可能性があります。スカウトの視点になってみてください。高校生のクラブ活動で、都道府県レベルでチームの主力として活躍していない選手を、プロ選手の候補として推薦するかです。

厳しい指摘になりますが、最低限、全国レベルでの1軍のスタメンになりましょう。もっと言ってしまえば、チーム内で1番を目指さなければダメです。別枠でユースが存在するのですから、生半可な活躍では選ばれません。

ただし、臆する必要はありません。高校サッカー出身で、プロのサッカー選手になった人間は、たくさんいるのですから、あなたが成れないとは限りません。決意を胸に、進んでほしいと思います。

高校サッカーの風景【青森山田 編】

全国でも屈指の強豪高校となると、サッカー部に入部する時点で、決意や自信を胸に秘めています。まさに夢に向かっての第一歩です。そして、高校3年間を駆け抜けます。他の高校であれば、余裕でスタメンで出れる選手たちが試合に出れない。残酷な強豪校の真実なのですが、これに関して、魂を震わせるような(そして思わず涙してしまう)、非常に良い記事があったので、ご紹介します。

少しだけ背景を解説します。
どこの国でもそうですが、公式戦で同じサッカーチームの1軍と2軍が戦うことは、まずありません。高校サッカーでも踏襲されていて、参加するカテゴリーが分けられているのが普通です。コロナ過の影響で、変則的なレギュレーションとなり、偶然、決勝まで1軍と2軍がたどり着きました。県大会ではなく、東北大会ですから、青森山田の選手層の厚さを物語ります。

サッカーファンの間では、評価の高い記事なので、すでに読んだことのある方々も多いかも知れませんが、もしまだ未読であれば、ぜひ読んでみてください。本コラムを執筆する上で、もう一度読み返しましたが、「青春」の詰まった清涼感に溢れる記事です。非常におすすめです。

ユースと高校の違い【スポンサー編】

「青森山田vs青森山田」の記事が紹介できたので、個人的には満足感があるのですが、今回のテーマは、「ユースと高校サッカーの違い」についてなので、もう少し掘り下げて、記事の紹介をします。

ユースと高校サッカーの現場のインタビュー記事になります。双方の監督としての立場からの意見になります。

両方とも、とても良い記事です。
それぞれの立場から興味深い話を伺えるのですが、上述の記事に絡めて、特筆したいのは金銭面に関してです。

育成年代は薄く広く資金を投下するので、意外とコストがかかります。

若干、今回のコラムの枠を超えてしまうのですが、育成年代の金銭的なコストを誰が支払うのか。この問題は、日本のサッカー界の発展を願うなら、避けて通れない部分なので、解説したいと思います。

あえて指摘します。高校サッカーは、あくまで学校のクラブ活動なので、商業化するのに社会的な制約もあります。いわゆる、高校のクラブ活動で利益を稼いで良いのか、という倫理的な問題です。

先回りして答えを発表すると、やっと『稼ぐことを』少しだけ認められました。(実は非常に大きな進歩です!)

一石を投じたのは、Jリーグです。Jリーグに参加するクラブは、ユースの設置が義務付けられています。そして高校サッカーと違い、ユースは学校教育の外側の組織なので、商業化に関しての縛りがありません。

サッカーに限らずですが、高校の部活動というのは、スポンサー企業が資金をダイレクトに投下するシステムになっていません。

そして日本のサッカーは、歴史的に高校サッカーと共に発展してきました。学校のクラブ活動ですから、発展すればするほど費用は各家庭が負担してきました。しばらくしてJリーグが発足。ユース制度が始まります。すると、皆が気づきました。同じサッカーチームで、しかも年代は一緒なのに、片方は家庭の負担がメイン、もう片方は大っぴらに企業支援を許されたチームです。

まるで1国2制度です。この構図を描いた人は策士です。時間の経過と共に、どちらかが、どちらかに制度をすり合わせていく必要があります。

結果的に、Jリーグ側に寄せる形になりました。しかも、自然と寄せています。これはあたり前の話です。例として遠征試合のコストを算出してみます。
 1.近隣の地域へ遠征する。
 2.全国各地で遠征試合を行う。
 3.いっそのこと海外遠征を行う。
1から3へ発展を続けるのに、各家庭で負担していたら、どこかで無理がでます。
その点、ユースでは上限がありません。スポンサー企業の支援次第です。

どっちが望ましいか、は自明ですし、子供を学校に通わせる親からしても、負担が減るのであれば当然賛成します。コスト負担に対する進歩は、もしかしたら、日本の高校スポーツに大変革をもたらす可能性があります。

日本サッカー協会主催の大会では、全てのチームで、胸スポンサーの入ったユニフォームが許可されています。
(運営する組織の都合上、高体連主催の大会ではまだ許可されていません。ここのハードルは、他スポーツも絡むので、かなりの困難が予想されます。)

何度も言いますが、これは非常に大きな進歩です。今までユースでは、当たり前だった胸スポンサーが、全ての大会では無いものの、高校サッカーのチームまでOKになりました。

この件に関して、良い記事があったので掲載します。

これは非常に素晴らしい成果です。

どのスポーツでもそうですが、学校教育と商業化の問題は、本音と建前で矛盾しています。育成年代を支援する宣伝広告をOKにする。ただ、それだけのことができません。『未来ある子供を支援する』これは企業のイメージアップに最適です。もし広告できるのであれば、企業によっては喜んで資金を投下するでしょう。

しかし、学校教育では、平等を理念にしているので門前払いです。(広告効果の薄い寄付金は受け付けています。)そして肝心の生徒たちは、運営資金で困っています。なんという矛盾でしょう!

どんなスポーツであれ、学校のグランドが1面増えるだけで、練習の質はあがりますし、そもそも遠征試合にかかる費用は、誰が賄っているのでしょうか。宣伝広告費として、もしダイレクトに企業の資金提供があれば、変わる風景というのは、たくさんあるハズです。

人気スポーツであるサッカーが、風穴を開けたというのも大きな出来事です。定着すれば、様々なスポーツに広がり、各家庭の負担は軽減されます。

ユースと高校の違い【育成 編】

基本的に、ユースと高校サッカーは育成方針が異なります。端的にいえば、個人にフォーカスを当てるか、チーム全体にフォーカスを当てるかの違いです。ユースでは、プロ選手になるための個人を育てます。

高校サッカーでは、チームの勝利が優先されます。

これは割と明確な違いで、ユースに関していえば『チームの勝利=結果』というよりも、『プロ選手に昇格=成功』になります。

多少、乱暴な言い方になりますが、高校サッカーではチームとして日本一のタイトルを取れば目標達成となりますが、ユースでは、タイトルの有無にかかわらず、個人としてプロになった選手が成功です。もちろん、あくまでユースと高校サッカーを比較した場合の話です。サッカー自体はチームスポーツですから、ユースの選手がチームプレイをおろそかにしている訳ではありません。

ユースと高校の違い【出身 編】

メディアの論調としては、高校サッカー出身の選手に対して、雑草魂とか上下関係の有無を指摘することが多いです。概ねで良ければ、これらの情報は正解です。というのも、ネット社会の今では、元Jリーガーどころか、現役選手の話を一次ソースとして直接仕入れられる時代です。探せば幾つもの記事や動画がアップロードされています。

まとめると、ユースでは上下関係が緩くて、部活では先輩後輩の区別をはっきりしていることが多いです。(そして、往年の選手からすると、どちらも昔よりも緩くなっている、といった感じです。)

個人的には、サッカーのプレイスタイルに影響を与えるという意味では、キャプテンシーの有無に注目したいです。

立場は人を変えると言いますが、高校サッカー出身でキャプテンをしていた選手は、高校生という育成年代で、部員150~300人といったサッカーチームをまとめる必要があります。

この年代で、このような経験を積むめるのは、財産になります。
伝統ある強豪校として、チームを勝たせなければならない、という責任感が発生しますから、この部分については、ユースよりも優れています。ただし、色々なインタビューや映像を見ると、練習環境としては、ユース環境の方が恵まれている印象を受けます。

ユースと高校の違い【まとめ 編】

改めてプロを目指すならどっち?

繰り返しになりますが、プロを目指すなら、まずはユースです。そして、ユースのセレクションに受からなかったからと言って、あきらめる必要はありません。育成年代は急激に化ける可能性のある年代です。事実として、高校サッカーを終えてプロになれず、大学サッカーを経由して、プロになった選手は何人もいます。日本代表の長友佑都は、大学サッカー出身ですが、当時、欧州チャンピオンズリーズを制覇して、三冠を達成したビッククラブである、インテルまで到達しています。どのタイミングで才能が開花するのか、そして、スカウトの目に留まるかは未知数です。ユースのセレクションぐらいで、あきらめる必要は決してありません。

外部の人間なので、好き勝手に書きますが、中村俊輔しかり、本田圭佑しかり、日本代表まで到達するような高校サッカー出身の選手たちに共通するのは、高校時代に自分なりの工夫した練習を取り入れています。正確にいえば、プロを目指した練習を日常から意識しています。この意識の有無というのは大きな原動力ですから、本気でプロを目指すなら、どのような環境であれ、ぜひ心に留めておいてください。

【コラムの最後に】今回のコラムは、青森山田の記事を読んで書きたくなりました。良い青春をおくっているなぁ、と思いつつ、強豪高校あるあるとして、試合に出てない選手もたくさんいるんですよね。今回はたまたまスポットライトが当たりましたが、本来ならば、1軍と2軍は公式戦では戦いません。高校と高校の間で、自由に移籍できる制度なんかは導入できないのかな?なんて思ってしまいました。だって、指導者や環境が変われば、伸びる芽もあるかも知れません。高校の枠組みのまま改革をする。なかなか、困難な事業になりそうです。順番的には、J3の拡大や育成年代リーグの拡大が先になるでしょうが、いずれにせよ、日本のサッカーを強くするためには、徐々に高校サッカーのクラブ活動の枠組みを外していくべきだと思います。